JR松江駅から徒歩で県立美術館に行かれる方、多いと思います。駅の南口から美術館まで歩いて15分程度。その途中に、あるいは美術館からの帰りに、ちょっと出雲そばを食べて、というのはいかがですか。「そば田村屋」さんは、そういう方にぴったりの場所にあります。
JR松江駅の南口を出て少し西に行き、松江ユニバーサルホテル本館さんの前の道を南に降ります。中央小学校を通り過ぎ、天神川にかかる新作橋を渡ったところで右折。川沿いに西に向かっていき、2つ目の信号(天神橋通り)を渡ったところで左折。最初の角を右折すると、看板が見えるはずです。JR松江駅から徒歩10分程度です。
外観も店内も昭和の風情。どこか懐かしく、ほっこりするお店です。訪問したのは2018年7月。午後1時半前でした。店内はカウンター、テーブル、座敷(小上がり)合わせて15席ほど。お昼時は過ぎていましたが、地元の方らしき家族連れやグループなどでほぼ満席状態。交わされる会話を聞いていても、地域に根付いたお店だということが、よく分かります。
メニューはこちら。
訪問した2018年7月当時ですので、値段は変わっていると思います。
この日は割子そばをいただきます。
薬味はのり、ねぎ、かつお節に、大根おろしです。出雲そばでよく見られるもみじおろしではありません。
おそばは
これぞ手打ちという感じですね。微妙に太さが違うのも、またいいものです。1枚に入っているお蕎麦の量が、少しほかのお店よりも多いのが特徴です。
蕎麦は黒っぽい、まさに出雲そばそのもの。つやがあり、見るからに食欲をそそります。もちろん風味や香りも高いお蕎麦です。
つゆも、やはり出雲そばらしい、少し濃いめの味。お店の雰囲気もあって、まさに伝統的な「出雲蕎麦」をいただいている、という気になります。
地元の方がさっと来て、さっと食べて帰る、という感じなので、回転も早い印象です。万が一満席だったとしても、それほど待たなくていいのでは、と思います。
お店はお昼しか営業されていないので、訪問される時はご注意を。もし心配でしたら、一度お店に電話されてから行くのもいいかもしれません。
そば田村屋さんの情報は食べログにあります。電話番号もあります。興味を持たれた方はこちらからどうぞ。