「喫茶 木かげ」さんは隠岐の島町にある文化資料館「五箇創生館」にあるレストランです。
こちらのお店で出雲蕎麦をいただけるわけではありません。こちらでいただけるのは「隠岐そば」という隠岐の島の伝統的なお蕎麦です。「島根のおそば」というくくりで、今回は「隠岐そば」の紹介です。
場所です。
隠岐の島町の玄関口である西郷フェリーターミナルからならば車で北西に20分ぐらい。隠岐空港からでもたぶん同じくらいだと思います。五箇創生館には駐車場がありますから、そちらに車をとめます。ちなみにすぐそばには水若酢神社があるので、そちらを目指してもいいかもしれません。
隠岐観光協会の公式サイトの「喫茶 木かげ」さんの紹介ページです。
お店は美術館に隣接カフェテリア、みたいなイメージです。高級感はありませんが、明るい感じです。着いたのは2019年9月の平日、午前11時過ぎ。ランチタイムには少し早く、平日で観光客も少なかったためか、私たちのほかは一組のカップルがいるだけでした。
こちらがメニューです。
一番上に「隠岐そば」と書かれています。
隠岐そばはつなぎを使わず、そば粉だけで作るそうです。また出汁はサバやアゴからとるのが一般的だそうです。
メニューには「ばくだんおにぎり」も見られます。
ばくだんおにぎりは、ご飯を特産の岩ノリで巻いた、こちらの隠岐の伝統料理です。隠岐そばとばくだんおにぎりで、と思ったのですが、実はこの「木かげ」さんには、もう一つ名物があります。それは「竹島海鮮カレー」。あの竹島を再現したカレーです。隠岐の島町の人々の竹島への思いを表した料理でもあり、こちらを是非いただきたいと思い、隠岐そばとともに頼みました。
こちらが、その竹島海鮮カレーです。
白米で竹島を形成する2つの島、周囲の海はサザエやイカなどの海鮮を具材にしたカレーで表現しています。その精巧さに驚かされます。味は辛すぎず、ほっこりした感じ。お子さんでも食べられると思います。
そして隠岐そば。
お蕎麦は
出雲蕎麦とは少し違いますが、やはり黒いおそばです。しっかりとかみしめ、蕎麦の風味を感じながらいただきます。出汁は優しい味。出雲そばとはまた違った、「そば」の良さを感じることができます。
喫茶木かげさんの情報は食べログにあります。興味を持たれた方はこちらからどうぞ。