「後藤蕎麦」さんはJR松江駅から徒歩5分弱と、非常に便利な場所にある出雲そばのお店です。
松江駅の南口のロータリーに沿って少し西へ行き、松江ユニバーサルホテル本館さんを右手に見ながら南に降ります。左手に中央小学校が見えたところで、信号のある交差点(ヘアーアンドエステ蓮さんが目印です)を右折。そのまましばらく西へ行くと、新大橋通りに突き当たります(金津鮮魚店さんが目印です)。信号を渡ってほんの少しだけ南(天神川方面)に行くと、最初に右手に伸びる道を右折。少し行くと、右手に看板が見えてきます。
ちょっと見た感じ、民家のように見えますが、しっかり看板が出ていますので、見逃さないようにしてください。
店内は昔懐かしい民家の感じ。昭和の風情で、どこか落ち着いた雰囲気がします。テーブル席が2つと小上がりのようなところがありました。
訪問したのは2018年8月。時間は午後1時過ぎでした。ランチタイムのピークを過ぎていたこともあり、たまたまこの日はお客さんがひいた後だったのか、客は私一人。上品でやさしそうな高齢の女性が応対してくださいました。
メニューは壁に掲げられています。
訪問したのは2018年8月ですので、値段は少し変わっているかもしれませんが、手ごろな値段ですよね。
私は注文したのは割子そば。2枚追加で5枚お願いしました。
こちらがその割後そばです。
かっぱの絵が描かれたつゆが入った容器がなんともいえず、いい感じです。こちらのお店によく似合っています。
おそばは
これぞ、手打ちの出雲そば。全体に黒っぽく、また小さな黒い粒も見える、まさに伝統的な出雲そばです。非常にきれいなお蕎麦です。こういうお店でいただくと、歴史を感じることもできます。
そばの風味や香りも感じますし、しっかりとした食べ応えもまた、出雲そばならではです。
薬味は
ねぎ、のり、かつお節は定番ですが、もみじおろしではなく、大根おろしです。
つゆは、出雲そばならではの、濃いめで少し甘みを感じるつゆに比べると、少しあっさりした感じでしょうか。それでも、こちらの蕎麦とのバランスはいいと思います。
もう一つうれしいのでは、
このとろっとした、そば湯。ねぎが最初から浮かんでいます。「おいしいそば湯を飲んでほしい」という気持ちが伝わってきます。
非常に気持ちの良いお店です。ちょっとした隠れ家的な雰囲気もありますので、もし観光で松江を訪問された際は、立ち寄ってみると、いい思い出になると思います。ただし、お昼しか営業されていないようなので、行かれる時は電話などで確認をされた方がいいと思います。
後藤蕎麦さんの情報は食べログにあります。興味を持たれた方はこちらからどうぞ。電話番号を掲載されていますよ。